2005SWISS0716

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7/16(土)移動(ツェルマット・ジュネーブ・パリ・成田・自宅)
写真集
写真が画面からあふれる時はこちら)
成田空港着。無事帰国しました。

本当は息子が成田まで迎えにくることになっていましたが、
風邪で発熱のようで迎え無し。バスで帰ることにします。
今、帰路のバスの中で書き込んでいます。
雨の日が1日だけありましたが、これも想定範囲内です。
ほぼ計画とおりの旅を消化しました。
総括して感じたことをいくつか・・・・・・・

■飛行機
行きはスカイラックスシート・帰りはシェルフラットシート
を利用しました。行きは長時間睡眠する必要がないので
スカイラックスシートで特に問題ないですが、このシート
で夜間飛行はしんどいかも。帰りはほぼフラットシート
になり、寝返りが打てるシートです。爆睡してしまいま
した。
それから、スカイラックスシートは柔らか過ぎる。長時間
同じ姿勢でいると、お尻が痛くなる。

■ホテル
4つのホテルに泊まりました。
山岳ホテルのリッフェベルクが3つ星。他は4つ星ホテ
ルです。同じ4つ星でも大きく差があります。

インターラーケン1泊:★★★★インターラーケンホテル
立地:○
食事:○
接客:△
部屋:△
初日、グリンデルワルトまでの列車がなく、寝るだけの
ホテルのつもりでしたが、200年近くの歴史があり、
古い登山家が利用したホテルでした。食事もまあまあ。
教会の鐘がうるさい。
SwissComの無線LANが利用可。

グリンデルワルト4泊:★★★★シュヴァイツァーホフ
立地:◎
食事:◎
接客:◎
部屋:◎
是非また泊まりたいホテル。
施設・接客・食事共によかった。食事は団体さんと隔離
され、連泊組だけのスペースでいただきました。面倒を
みてくれる係の人(かわいいぼうや)とも気持ちが通じ、
後半はアイコンタクトで世話してくれました。LAN使
用できず。電話回線(有料)でインターネット。

リッフェベルク1泊:★★★ホテルリッフェベルク
立地:◎
食事:△
接客:△
部屋:○
標高2,500mの山岳ホテルで、マッターホルン夕焼け・朝
焼けを目前で眺めるために泊まったホテルですが、雰囲
気のある良いホテルでした。食事の量が多すぎる。味は
まあまあ。80%が日本の団体客。レストランで「ウォ
ータープリーズ」というとハンサムなボーイさんが「ミ
ズ?」と答えます。日本語通じて、回りは日本人だらけ。
外国でないみたいなことがマイナス。フリーの無線LA
Nが使えてびっくり。

ツェルマット3泊:★★★★ミラボー
立地:△
食事:△
接客:○
部屋:○
一番がっかりしたホテル。事前調査での評価は高かった
のですが、がっかり。ロケーション悪し。食事貧弱。フ
リーの無線LANが使用可能。

■通信環境
グリンデルワルトのシュヴァイツァーホフのみLANを
使用できませんでした。
他ホテルは無線LAN使用可能。電話回線の場合はジャ
ックの形状が異なったり、デジタル電話器で通信できな
い可能性があります。

■鉄道パス
鉄道は全てパスを購入して乗り降り自由にしました。多
少割安になりました。なにより一々チケット購入の手間
が省けるため、らくちんです。
スイスパス15日間(主要鉄道1等車フリーパス)48,960円
ユングフラウ鉄道パス(グリンデルワルト周辺フリーパス)12,600円
ツェルマットパス(ツェルマット周辺フリーパス)14,760円

■スーツケースを持っての鉄道移動
スイスにはライゼケベックと言う、駅間で荷物を移動し
てくれるサービスがあるのですが、少し不安があって持
ち歩きました。スイスの駅のプラットホームは列車の床
から60cmくらい下がった場所にあります。車両に荷
物を引き上げる必要があります。30Kgオーバーのス
ーツケースを女性が上げ下げするのはしんどいです。1
等車は空いているためスーツケースを置くスペースを確
保できますが、2等車ではしんどいかもしれません。
駅には大型のスーツケースを収納できるコインロッカー
があります。もしこのロッカーが空いていなくても駅で
キープしてくれます。

■ハイキング中の昼食
メジャーなハイキングコースには途中にレストランが必
ずあります。ここでビール&スープがお勧め。パンが付
きます。格別の味がします。

■日差し
2,000mを超える高地は紫外線が強いです。曇っていても
まぶしいです。サングラスが必須です。そして晴れてい
る日に高地を半袖で歩くと気温が低いのでその時は解ら
ないのですが、ホテルに戻るころにやけど状態で大変な
ことになります。日焼け対策は必須です。(これは体験談
です)

■荷物の重量制限
前述しましたが、スイスを出国時に荷物の重量制限オー
バーで約9万円の支払いをしました。最終的には8万円
(パリ・成田間)をキャンセル。ジュネーブ・パリ間の
1万円分を支払いしています。
飛行地域により異なりますが、今回利用した地域の場合
の重量制限はエコノミー20kg。ビジネスクラス30
Kgです。搭乗クラスとは別にJGC会員の場合、搭乗
クラスに関わりなく40Kgになります。今回は成田・
チューリッヒとパリ・成田間をビジネスクラス。私と妻
共にJGC会員。ジュネーブ・パリ間の航空券もJAL
扱い。ということで重量制限は全て40Kgと安易に考
えていました。
ところがジュネーブ空港で手続きを行ったら二人で40
Kgのところ60Kg。20Kgオーバー。まけてもら
って10Kgオーバーとなり、手荷物はコンベアに乗っ
かり行ってしまいました。そんなことなら2Kgあるカ
メラ(Nikon D70 + レンズ)やワインをリュックに詰めて、
重い登山靴でチェックインすれば良かったと思いました
が後の祭りです。その後別の場所に行き、重量オーバー
分の支払いをしてびっくり!。10Kgオーバーで約9
万円。語学力に乏しい悲しさで支払いしました。パリの
JALで相談して1万円の支払いだけで済み、良い経験
をしました。(お名前が解らなかったのですが***さ
ん本当に助かりました。ありがとうございます)
エコノミークラスでの移動やJALの特典付き会員でな
い方の場合は制限重量が20Kgです。多少はおまけし
てくれますが慎重に扱う必要があります。オーバーする
と1Kg=1万円になります。500ccのミネラルウォータ
が突然5,000円に変身します。

■気候と服装
スイスの夏旅行は30℃から氷点下まで経験できます。
チューリッヒ等は天気が良いと30℃をオーバーします。
但し湿気が少ないのでそれほどきになりませんが・・・
また、2,500m超の高地を荒れた天気の中で歩くと雪を経
験します。
服装は通常の半袖・長袖シャツ以外にフリーツと防水性
のあるウインドブレーカーがお勧めです。雪に変わりそ
うな厳しい気候でも乗り越えできます。手袋も忘れずに。

■天気予報
結論を言うと、スイスの天気予報は日本のものと比べる
と的中率が低いです。特に山岳地方の天候は目まぐるし
く変化します。スイス入り前に天気予報を眺め、喜んだ
り、悲しんだりしないほうが良いと思います。
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