2005SWISS
前年(2004)のスイス旅行
翌年(2006)のスイス旅行
2018年のスイス旅行
おもいつくまま綴った日記からスイス旅行の記事をまとめました。
Nikon D70で撮影した526カットを幅1024ピクセルの画像サイズで登録してあります。
今日はここまでにしよう。
七夕の日にスイス入りして8日目の朝をマッターホルンの
麓村ツェルマットで迎えた。明日は帰国のための移動日
だからスイス山岳地帯のトレッキングは今日が最終日だ。
7月14日4時45分。
いつものようにホテルの部屋から薄っすらと白みはじめた
夜空に浮ぶ山陰を捜す。マッターホルンのシルエットが
はっきり見える。今日は快晴だ。
5時20分。
妻と教会近くの橋でマッターホルンに朝陽が当る瞬間を眺める。
今日は天気が良すぎて朝焼けが鮮やかとは言えない。
前兆がないまま、突然マッターホルンのトップがオレンジ色に点灯。
「今日は天候が安定している。早く食事を済ませ、いっぱい歩こう。」
と妻に話し、柱脚部にネズミ返しある古い家屋が並ぶ小道を通り
ホテルへ急いだ。
9時10分。
地下ケーブル、ゴンドラ、ロープウェイを乗り継ぎ、
標高3,103mのロートホルン山頂に到着。
無風・快晴・360度の展望。山頂で絶景を眺めている
人々全員が至福の表情をしている。もちろん我々夫婦も。
トレッキングコースが眼下にジオラマのように広がる。
地図でイメージしていたトレッキングコースなど、
どうでも良くなった。下界に広がる実物のコースを指でなぞり、
歩きたい場所を決めた。出発はブラウヘルト駅(標高2,571m)。
目的地は谷を越えてリッフェルアルプ駅(標高2,211m)。
10時10分。
標高2,571mのブラウヘルト駅発。時間はたっぷりある。
天候も心配ない。ロートホルン山頂でイメージしたコースが
あやふやになり、なんとなくワンちゃん2匹を連れたグループの
後に続いて歩き出した。公園の中を歩くような気軽な気分だ。
圧倒的な眺めとお花畑に酔ったようだった。
10時40分。
標高2,530mシュテリ湖に到着。マッターホルンが写る小さな湖だ。
小魚がいっぱい泳いでいる。わたすげが群生している。
高山植物の花々は進むにつれてにぎやかになってきた。
トレッカーは皆、湖で小休止したのち、折り返すように谷へ下って行った。
我々夫婦だけが、群生した花々に吸い寄せられるように、
眼前の尾根を目指して進む。後で考えたらこの時点で予定のコースを外れていた。
花は更に密度を増してきた。数えきれないほどの種類の花が咲いている。
11時20分。
標高2,680mフルハルプのレストラン付近よりロートホルン山頂で
眺めた尾根に出た。快晴、無風。両側が45度に切り立った痩せ尾根には、
高山植物が咲き乱れている。太陽に向いた花々がここでは私に向いている。
両斜面から上がってくる緩やかな上昇気流が花とハーブの香りを運んでくる。
夢のような香りで満ちている。眼前にはマッターホルン。
後ろには氷河が迫っている。目頭が熱くなった。
12時10分。
標高2,334mグリンジ湖に到着。まだ尾根を歩いた時の気持ちの
高ぶりを残しながら小休止。花を避けながら(実際には不可能だが)
小さな平地に寝そべり、妻に「今日はここまでにしよう。」と呟いた。
まだ体力は十分あり、2時間ほどかけてリッフェルアルプの駅まで
トレッキングするつもりだったが、すでに気持ちが満腹だ。
今日はホテルに早く帰ってゆっくりしよう。という贅沢な気持ちになった。
13時10分。
トレッキングの最終日であることを満足しながら、
標高2,288mスネガのレストランで昼食。ビール・スープ・パン。
相変わらず晴天・微風。マッターホルンを眺めながら8日間を思い出していた。
このようなすばらしい旅を体験できたことを感謝したい。
家族に、そして妻に。ありがとう。
旅行準備編
2/01 旅の楽しみ
2/21 スイス旅行予約開始
2/27 NikonD70購入
4/02 Nikkor ED 17-55mm F2.8G購入
---- 写真撮影練習の日々
5/01 もうすぐスイス旅行
6/18 スイス旅行準備中
6/29 スイス旅行まであと1週間
7/03 スイス旅行まであと4日
7/6(水)成田前泊
テーマ:成田で合流
宿泊地:成田
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体力を温存するため成田空港近くに前泊します。
日航ホテルのタダ券があるのでこれを利用しました。
妻は自宅から。私は出張先の女満別空港から移動します。
7/7(木)移動(成田-チューリッヒ)
テーマ:時差コントロール
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成田のホテルでゆっくりするつもりでしたが4:30には
目が醒めてしまいました。時間を持て余しながらスイスへ
出発です。スイスのホテルにトラブル無しでチェックイン。
時差コントロールもバッチリ。
7/8(金)ロートホルン鉄道&トレッキング
宿泊地:グリンデルワルト
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昨年は眺めるだけだった登山鉄道に乗ります。頂上は雪。
天気も回復し、3時間半かけて花に囲まれながら
トレッキングしました。登山列車利用者の99%が
頂上まで往復して帰って行きます。
でもトレッキングしなければ楽しさは20%くらい
じゃないかな?けっこうハードだけれど。
7/9(土)アイガー北壁沿いの雄大なトレッキング
宿泊地:グリンデルワルト
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オーバーハングしたアイガー北壁の下を歩き、
お花畑を歩き、滝を渡り、眼下の村を眺め、
感動した!。
7/10(日)お花畑トレッキング(フィルスト)
宿泊地:グリンデルワルト
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天候が下り坂の中、雲の中に隠れたフィルストへ。
半分諦めながら濃霧の中を歩くこと1時間。
突然、雲が抜け湖が現れました。
グリンデルワルト滞在中で一番きれいな所だった。
快晴の時にもう2回くらい行きたい!。
7/11(月)世界遺産都市ベルン散策
宿泊地:グリンデルワルト
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天候が悪いので予定を変更。古都の散策をしました。
西暦1400年頃からの町並みが残っています。
月曜日だったので博物館や教会がクローズして
いたのが残念。
ゆっくりした列車の旅と古都散策を楽しみました。
7/12(火)移動(グリンデルワルト-ツェルマット)
宿泊地:ツェルマット
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数組の個人旅行をされている夫婦の方と
知り合いになり、情報交換したのだけれど、
もっと歩きたいところが沢山ある。
あと数日グリンデルワルトに滞在したく
なったけれ、残念。
今日はマッターホルンの麓村に移動します。
7/13(水)朝焼けのマッターホルンと高地トレッキング
宿泊地:ツェルマット
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山岳ホテルで朝焼けのマッターホルンを眺め、
登山電車とロープウェイを乗りまわり、
手軽に高地トレッキングをしました。
見所がてんこ盛りのコースでした。
7/14(木)高地トレッキング(スネガ)
宿泊地:ツェルマット
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今回の旅行・・・
いや、今までの人生の中で至福の1日でした。
この日の感動は一生忘れません。
7/15(金)移動(ツェルマット-ジュネーブ-パリ-成田へ)
宿泊地:雲の上
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ノントラブルだったのに、ジュネーブ空港で少しトラブル。
荷物の重量オーバーで約9万円徴収されてしまいました。
(最終的には8万円戻りましたが・・)
帰路はシートがフラットになるJAL便を利用するため
パリ経由で帰国。おかげさまで暴睡できました。
7/16(土)移動(ツェルマット・ジュネーブ・パリ・成田・自宅)
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無事、帰宅。時差ぼけ無し。
十分睡眠したので疲れもとれました。
7/17(日)
私は自宅には2週間ぶりに1泊だけ宿泊。
今日から出張。飛行機で地方へ移動。
妻は洗濯物と格闘しているはずです。
スイスの花ピンボケ写真集
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花を撮るための道具を揃えたのに
まともな写真は撮れませんでした。
前年(2004)のスイス旅行